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監修:東京慈恵会医科大学附属柏病院 放射線科教授 原田潤太先生
MRIに関してお客様よりよく寄せられる質問をまとめました。
*検査内容によって医師の判断が必要となりますので、主治医やかかり付けの医師などにご相談ください。

MRIは得られる情報が多いため、精密な検査を行う際に使用します。
MRIは体への影響が少ないため手術後の経過観察などにも使われます。
近年は脳ドックなども普及しつつあり、身近な検査になりつつあります。
MRI検査は次のような病気の検査に使われます。
・脳梗塞、脳腫瘍、脳動脈瘤など、・肝臓がん、膵臓(すいぞう)がんなど、・卵巣がん、子宮筋腫、子宮内膜症など、・前立腺がんなど、・椎間板ヘルニア、靭帯断裂など
保険を使用した場合の通常検査では、おおよそ8000円程度の自己負担となります。
検査にて薬(造影剤)を使用した場合や特殊な検査の場合は、自己負担額が増えますので病院窓口でご確認ください。
ただし、脳ドックや健康診断の追加メニューなどでMRI検査を受けた場合は保険の適用外となります。
金額に付きましては施設により様々ですので検査前にご確認ください。
MRIは全身、どこの部位でも撮像することが可能です。
また、断層画像だけではなく、血管だけを画像化することも可能です。

撮像する目的により時間が変わりますが、約20分〜40分ぐらいです。
オープンMRIなら閉塞感も小さいです。
MRIの性能や、撮像条件により一概にどの大きさから見えると言うことはいえませんが、数mm程度の大きさから検出された例もあります。
基本的には使わなくても撮像は可能です。
しかし、検査の部位や検査内容によっては使用する場合があります。MRIで使用される造影剤は安全性が高いことが報告されています。
検査前日や当日に準備しておくことは特にありません。
ただし、検査によっては前日より食事を制限される場合がありますので、医師や技師の指示に従ってください。
検査の内容によっては撮像中に息止めなどの指示がある場合があります。
検査の種類により技師から指示がある場合がありますので、検査前に技師に確認を取るとよいでしょう。
検査中はリラックスして検査を受けてください。
検査中に動いてしまうと、画像に影響が出る場合がありますので、動かないようにするのも重要です。
ペースメーカーをつけた方はMRIの磁場の影響がありますので撮像できません。
また、体内に金属物(血管クリップ・人工関節など)を装着されている方は医師の判断が必要です。
金属物が体内にある旨を伝えて、医師とよく相談してください。

MRIは強力な磁石を使用しているので、金属品が磁石に引きつけられたり、電子機器(時計など)は壊れる事が考えられます。
また、MRIは電磁波を使用しているため、金属が加熱されることが考えられます。
事前に医師・技師の注意事項をよくご確認ください。
MRIにはオープンタイプとトンネル(クローズ)タイプの2種類があります。

トンネル(クローズ)タイプでは閉塞感を感じやすく閉所が苦手な方には不向きです。
また、トンネル(クローズ)タイプでは小さなお子さんの検査の時に、保護者が付き添う意味がありませんが(患者さんはトンネルの中にいるため)、オープンタイプでは保護者が付き添えるので安心して検査することができます。
オープンMRIは閉所恐怖症など狭い所が苦手な方が、トンネル型の場合に全身がすっぽりと入ってしまう腹部や頭部などの一般的な検査に適しています。
また、トンネル型と違い開口部が広いので関節を動かしながらの撮像や手術中の撮像など特殊な検査にも応用されています。
一般的な検査においては、ほとんど性能に差は見られません。
MRIによる検査が困難な場合は、X線を使用したレントゲン装置やCTスキャナー装置による検査を行うのが一般的です。