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監修:東京慈恵会医科大学附属柏病院 放射線科教授 原田潤太先生
MRIは肝臓がんなどの内臓検査、脳梗塞などの脳内血管の検査を行うことができます。
また、子宮や卵巣などの骨盤内の臓器の検査を行うことができます。

断層画像というと輪切り像が一般的ですが、MRIは自由な断面で撮像できます。もちろん斜めや脊髄に沿った断面も撮像できます。

MRI画像の特長は、解剖図のように組織のコントラストが高く、誰にでもわかりやすい画像であることです。医師が病変を説明するときにも有用です。

X線による画像は主に構造を写した形態情報であるのにくらべ、MRI画像は病変部の組織コントラストを自由に設定できます。
病変の検出が容易であり、さらに悪性、良性の鑑別も可能な場合があります。

X線画像は骨をはじめとする硬い部分(X線の吸収が大きい)が撮像対象となりますが、MRIでは人体に豊富に存在する水分が対象ですから軟部組織の明瞭な画像が得られます。

血管像をアンジオ画像と呼びますが、MRIでは造影剤を使用しなくても血管像を撮像することができます。
簡便に動脈瘤などを発見でき、脳ドックで活躍しています。